ブックタイトルカテーテル関連尿路感染の予防のためのCDCガイドライン 2009|株式会社メディコン

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概要

カテーテル関連尿路感染の予防のためのCDCガイドライン 2009|株式会社メディコン

? 分子 : 尿道カテーテルを挿入し、かつ適切な訓練を受けている職員の数? 分母 : 尿道カテーテルを挿入する職員の数? 標準化係数 :100(100 倍して評価を百分率表示する )b)カテーテルの挿入日と抜去日の記録化に関する遵守状況 : 選定した部門の無作為監査を行って、遵守率を計算する。? 分子 :カテーテルの挿入日と抜去日の適切な記録がある、部門内カテーテル利用患者数? 分母 : 入院中のある時点でカテーテルを留置された部門内患者数? 標準化係数 :100(100 倍して評価を百分率表示する )c)カテーテル留置の適応の記録化に関する遵守状況 : 選ばれた部門の無作為監査を行って、遵守率を計算する。? 分子 : 適応についての適切な記録がある、部門内カテーテル利用患者数? 分母 :カテーテルを留置している部門内患者数? 標準化係数 :100(100 倍して評価を百分率表示する )2. 推奨アウトカム評価項目a)CAUTI の発生率 :NHSN 定義を使用する (http://www.cdc.gov/nhsn/library.html 参照 )。割合の算定により、予防対策の導入による長期的な影響を各施設が推測できる。? 分子 :モニター対象の各場所での CAUTI の発生件数? 分母 :モニター対象の各場所での尿道留置カテーテル全患者に関する尿道カテーテル日の総数? 標準化係数 : 1000 倍して評価を 1000 カテーテル日あたりの症例数で表示b)CAUTI の続発性血流感染症の割合 : 検査室確認された血流感染症の NHSN定義 (http://www.cdc.gov/nhsn/library.html で入手可 ) を使用する。? 分子 :CAUTI の続発性血流感染症の発生件数? 分母 :モニター対象の各場所での尿道留置カテーテル全患者に関する尿道カテーテル日の総数? 標準化係数 : 1000 倍して評価を 1000 カテーテル日あたりの症例数で表示B. 外部報告 CAUTI の現在の NHSN 定義は、1 施設内の発生率をモニターするために設けられたものだが、施設間アウトカムの比較のため CATUI 発生率の報告が、州の要求事項や医療の質改善のための取り組みによって求められる可能性がある。< 日本語訳 > Ⅲ. 導入と監査21